霧ヶ峰・車山(1,925m) 蓼科山(2,531m) 長野県
自主山行
山行日:2016年7月2日(土)〜3日(日)
参加者: CLかずやん、SLおさちゃん、アキ、あきち(記録)、あつよ、のんちゃん、むらぴー、Taco、ひでちょ(ほか会員外 大人6名、小学生4名)
コースタイム:
【7月2日】車山リフトのりば(10:10発)→11:40 車山山頂(昼食/12:30発 )→13:10 車山肩→14:00 蝶々深山→14:30 八島ヶ原湿原→15:00 ゼブラ山→16:30 下山(車山リフトのりば)
【7月3日】悪天候のため中止
ファミリー山行でしかもコテージ泊というアットホームな企画に興味が沸き、参加をしました。
当初の天気予報は、傘マーク。絶対にレインウェア着用になると思っていたけれど、曇天に落ち着きひと安心しました。10:00スタート地点のリフト乗り場駐車場で自己紹介タイム。いつもの山行と違うのは、小学生の子供たちがいること。しかもみんな高学年の女の子。とても元気で山登りも初めてではなさそうです。
10:10出発。車山山頂へまっすぐ伸びるリフトを横目に私たちは迂回したハイキングコースを歩き始めました。間もなくニッコウキスゲが私たちを出迎えてくれ、子供たちの元気な声も高原に響き渡ります。
11:40車山山頂に到着。風は強いが、思っていた以上に天気も良く、気分爽快で昼食タイム。リフトがあるので当然のように山頂は一般の観光客も含め、様々な人々が集っていました。
休憩を終え、12:30に出発。緩やかではあるものの岩がごろつく坂道をしばらく歩きました。足場をしっかり見ていないと転びそう。でも目の前には、アルプスの山々や富士山も見えるほどの眺望が広がっていて、バランスを取りながら歩きました。
約40分後、車山肩でトイレ休憩。それから次の目的地、蝶々深山へは、木道が続く広大な車山湿原を歩き、再度ごろつき岩の山道を歩く変化に富んだコース。しかし段々と子供を含む集団と歩荷訓練中を含む大人の集団とに差が開き始めました。
そして蝶々深山から次の八島ヶ原湿原まででかなり先の集団との差ができたため、リーダーの判断で後半チームは、短縮コースに切り替えて八島ヶ原湿原をぬけて先に山行を切り上げるプランに変更。私はその後半コースのリーダーとなり、子供たちを引率して、15:40八島ヶ原湿原ビジターセンターに到着。途中疲れ気味だった子供たちもビジターセンターでアイスクリームをほお張り、元気も回復したようです。その後私たちが迎えを待つ間、先行チームは計画どおり八島ヶ原湿原からゼブラ山、北の耳をぬけて車山まで戻り、16:30過ぎに下山をして私たちと合流しました。かなりスローペースだったので、スピードアップをしたに違いないです。その中に一人だけ歩き通した女の子(リフトに乗りたいため車山からはリフトで降下)がいたこと、とても頼もしいなと思いました。
天気にも恵まれ、ハイキングを通して交流が持てたのでその後のコテージ泊もとても快適で想像以上にアットホームに過ごせました。
ただ翌日の蓼科山の山行は、悪天候のため中止となり、細かいグループに分かれての行動になりましたが、それはそれで霧ヶ峰を違った角度で楽しむ事ができてよかったです。
このような企画があることは、初心者で泊まりも初めての方はもちろん、子育て中で普段の山行にはなかなか行けない女性にはとてもいいと思いました。
いろんな ジャンルの山行があってこそ、 歩きたいと思う人達の裾野を広げられる事ができる、ぜひ続けていってほしい企画です。